魚探でかいま見る水中のドラマ
 「ここにバスは居ないのか?」それとも「居ても食わないのか?」ガイド中、よく出てくる話題です。
普通、釣りをしているときに魚の存在を強く感じるのは釣れた時やバイトがあった時です。それではバイトすら得られない状況下では果たして水中では何も起っていないのだろうか?・・・答えはNoです。
 以下にご紹介します魚探画像は9月26日のガイド中のものです。ディープ(8〜10m)で入れ食っているときの水中の様子をどうぞご覧ください。
 使用している魚探はホンデックスHE-5700で、右の画面が107kHz、左の画面が400kHzです。振動子はエレキに取り付けています。
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ボトム付近に複数のバスを確認。右画面からは、5mラインにサスペンドしていたバスがスーっとボトムまで下がっていくのがわかる。
非常に大規模なバスのスクール。水深2mから10mまで自由に泳ぎまわっている。右画面に注目すると、ディープに落ちていく群れ(右下がりの複数の線)と、ボトムから浮き上がってくる群れ(右上がりの複数の線)の2つの群れが存在するようにも見える。
同じく非常に大規模なスクール。左画面(400kHz、10°のスポットビーム)では同時に7〜8匹のバスが写っている。右画面とあわせて考えると、最低でも30匹はいると思われる。
右画面に注目! ボトムから一気にピックアップされるルアー(湾ベイト大)を追って1匹のバスが急浮上。水深5.5m付近で画面から消えた。(振動子のビームの外に出たことを意味する。)
右画面一番左の垂直に近い線がルアー。そのすぐ右の線が追いかけてきたバス。 
バスがヒット!! 一気にリールを巻き上げると、釣られたバスを追って複数のバスが浮上してきた。その中で一番上まで追ってきたバスは水深4mあたりでUターンしてまたもぐっていった。
右画面で、一番左の垂直に近い線が釣られたバス。その右側の複数の線が追ってきたバス達。
今回ご紹介した画像の他にも、メタルジグにじゃれつくバスなどの画像も撮れると思いますので今後おってご紹介していきたいと思います。
追加! メタルジグ編 (11月5日)
右画面に注目。ホプキンスにヒットしたバスをピックアップしてくると何匹もの
バスが追尾してきた。そのほとんどは水面下5m付近でUターンし、ボトムへと
戻っていった。しかし1匹だけ深追いしてきたので釣れているバスを水面下で
泳がせて遊ばせておくと(画面最上部のジグザグの影)、その直下の水面下
2m付近でうろうろしているもう1匹のバスを確認できた。(ジグザグの影の
直下にある右上がりの太い影)