直線上に配置

桧原湖情報

直線上に配置

2005年6月4日(土)
天候:晴れのちくもり 夕方に雷雨、ひょう  風:西1m 夕方に一時、突風
表水温:晴れて気温が一気に上がったため、全湖17〜18℃台まで上昇。
     しかし夕方の雷雨、ひょうで急激に低下した模様。(具体的な水温は不明) 

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 土曜日朝の湖の表水温は約16度ほどあり、先週より一気に水中は春めいてきている様子。
湖からの放水も行っていないので相変わらず満水状態である。(こたかもりオートキャンプ場の
固定桟橋先端が5cmほど冠水)
このところ、気温が一気に上がったり、雨が降ったりと、湖の水質はめまぐるしく変化している。
全湖にわたってニゴリ気味。植物性プランクトンが多く発生している水の色のように見える。

 イカリ潟内の条件の整ったシャローは例年同様に数え切れないほどのネストに埋め尽くされている。
しかし、人も非常に多く、見つけやすいネストは叩かれまくって、疲れきって戦意喪失気味のバスも
少なくない。守っているのだがニゴイやウグイにすきをつかれて卵を食われまくっている個体もいる。
 ラージのネストもけっこう多く見受けられ、年々ラージの割合が増えているように思う。
 大潮に入った日曜日には空のネストも目立ち、あちらこちらでペアリングしている雌雄が確認できた。
イカリ潟の外側の方へとネストの分布が広がっていくのがはっきりとわかる。
この現象は本湖全般においても同じで、例年ネストが多く確認できるエリアのほとんどでネストが
出来はじまっていた。
 

2005年6月5日(日)
天候:くもり時々晴れ  風:西1mのち北2.5mのち南西1m
    昼前に一時的に寒さを感じたが午後から気温が上昇しはじめた。
表水温:15〜17℃台まで上昇。      

 一方、サイト以外の釣り方では意外と渋く、日照、風、気温などの条件が釣果を大きく左右している。
表水温の不安定さと水質の変化が湖全体に大きな影響を及ぼしているのだろう。
水温の高いエリアはイカリ潟と糠塚島裏で平均より1℃プラス。逆に低いエリアは月島裏で1℃マイナス
といったところ。
釣れてくるサイズはエリアによってまちまちで、20cmの入れ食いになる場所もあれば、高確率でナイスサイズ
がとれる場所も存在する。
いずれにせよ、表層での釣りに比較して、中層、ボトムでの釣りは格段に難しくなってしまうので、
各人の技量によってパターンを組んでいかないと魚を見失ってしまいかねない。

 今後の展開予想としては、今週が大潮のため一気にシャローの魚がさしてくるのはほぼ確実で
条件の良い日に当れば1日中トップで釣れ続く可能性も高い。しかし多くのアングラーが水面を
意識した釣りを展開しているのでルアーのチョイス、リトリーブ・スピード、トレース・ラインなど
さらに細かい部分を煮詰めていかないとプレッシャーが入った魚はなかなか手に出来ないだろう。