２００５年６月７日（火）
天候：晴れときどきくもり 風：西１.５ｍのち南西１ｍ
表水温：１８〜１９℃台まで上昇
２００５年６月８日（水）
天候：くもり時々晴れ 風：無風のち東よりの風１ｍ
表水温：１７〜１８℃台まで上昇
そろそろ桧原湖も雨の季節。これから約１か月の間に今年は何回あるのだろうか、あの日が。
そう、一日中トップ入れ食い！昨年は２日、その日を体験できたお客様は今年もこの時期すでに
ご予約を頂いている。
こんな日に巡り会ったらぜひ強気な釣りをしてみてほしい。
前夜の冷え込みがない
生ぬるい朝
重くはりめぐらされた雲
泣き出しそうな空、または弱い雨
ほとんど無風または弱い西よりの風
ここ数日、朝の冷え込みがないので水温は順調に上昇し、晴れた昼下がりには１９℃を超えてくる。
この急激な温度上昇はスモールにとって必ずしも好条件とは言えないようである。
湖はほぼ全域スポーニングに入っており、一昨日に比べるとペアリング中の個体がやや減少し
ネストの卵を守るオスがかなり増えてきた。今週末、天候がよければネストのサイトフィッシング組にとっては
パラダイスとなるだろう。ただ接近中の台風の行方が非常に心配ではあるが。
ネストをダイレクトに狙わないアングラーにとって現在の状況は決してベリーイージーとはいえない。
状況を把握でき、その時々の適切なエリアに入れれば魚は簡単に湧いてくるのだが、不安定な気象的
コンディションによってホットなエリアはころころと変わってしまう。特に８日は、前日夕方から吹き出した東よりの
風によって湖全域で渋い状態に突入。ドピーカンの時間帯は苦戦を強いられた。
渋いといっても例年のこの時期との比較という意味で、釣果的にはサイトフィッシング無しのこの日でも一人
２ケタはイージーで、ガリソンやバロックといったスイムベイト系でもしっかりと魚はとっている。
今回はゲストの要望で基本的にネストのサイトフィッシングは封印。しかし表層系の釣りとはかなりエリア的に
重なってくるので、二ゴイやウグイなどの外敵に狙われていないビッグフィッシュを見つけたときのみサイトを
やってみることにした。
ということで特大の一匹を発見！記念写真にご協力頂くことにした。４３cmの彼はこのあとすぐに職場復帰
できました。ご苦労様。（感謝）