午後一のぶどう島裏のワンド。
冷たい西風が魚の活性を急激に奪い去ろうとしていた。

昼食を摂っている間に天候が急変。
東から強い西風に変わり、湖は霧に包まれた。

午前中は雷雨に見舞われたがスモールは
高活性をキープ。表層引き倒し!

磐梯山をバックにファイトするするスモール。
(ルアーはシャッドテールのノーシンカー)

2006年6月7日(水)
天候(風):くもり(西1m)〜雷雨(東1m)〜くもり時々晴れ(西3〜1m)〜くもり(東1m)
表水温:16.5〜18.5℃ 水位:こたかもりの固定桟橋の先端−10cm      

激変する天候

 この日、かつて経験したことのないような、目まぐるしく変化する天候の中での釣りとなった。
 朝、ボートの準備をしながら、暖かく(気温14℃)どんよりとした空を見上げながらお客さんに
「今日は爆釣ですね」と期待十分での出船。
朝一、ウィンディサイドのこたかもりワンドから釣り始めるも反応は良くない。表層で一本取ったところで
対岸へと移動した。西岸全体が好反応で「これはいける」と思ったのもつかの間。雨が降り出し
やがて遠くで雷の音が鳴り始めた。はじめは秋元湖上空付近で鳴り始めた雷はやがて早稲沢方面、
そしてこたかもり方面でも鳴り出し雨脚も強くなった。すぐにこたかもりの食堂に避難し、午前9時から
一時間の待機となった。雷が西の彼方に消え去る頃には雨も小康状態となった。
 午前中後半は危惧された雷の影響も無く、スモールは至って好反応をキープしてくれた。
 昼食を摂って休んでいると強まった西風にのってやってきた霧が一瞬にして湖を被い、一気に視界は
100mをきった。とりあえず午後一は風裏の月島裏を目指すことに。GPSを頼りに慎重にボートをすすめた。
しかし風は冷たく、昼に脱いだフリースを再びレインウエアの下に着込んだ。
その後風は目まぐるしく吹く方向を変え東風と西風が定期的に入れ替わる最悪の風模様。
案の定、魚の活性は急速に低下し夕方まで苦戦を強いられることになった。
 夕方、やや持ち直しノーシンカーではバイトが続いたものの、昨日のようにガリソン・スピンに
反応してくれる魚は一匹だけだった。

直線上に配置
直線上に配置

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