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桧原湖情報

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2006年6月10日(土)・11日(日)
天候:10日くもり時々晴れ 11日くもりのち雨
表水温:16〜17℃台 水位:こたかもりの固定桟橋の先端−15cm      

 8日まで好調だった桧原湖だったが前日(9日)の冷たい大雨によって水温は大きく低下し
シャロー側のいたるところに軽いターンオーバーの痕跡が見受けられた。
 この週末、今シーズン最高の賑わいをみせた桧原湖はフィッシングプレッシャー、6月とは思えない
冷え込み、そして頻繁に変わる風向きなどの影響から、総じてスモールの活性は低下しており、
表層系ルアーに対する反応は極めてシビア。
「釣れなくはないが、効率的に釣果を伸ばすためには極めて『緻密な状況判断力』と『集中力の持続』
が重要な鍵となった。やみくもに投げまくっていても、いつでも出るわけではないので、やがて集中力を
失って、『釣れるはずの魚』すら釣れなくなる悪循環に陥る危険性が極めて高かった。」
 スポーニングの時期特有のサイトフィッシングやベッドが密集するエリアでのDSやノーシンカーなどの
ライトリグを用いた超ロングステイ系の釣り方をすれば魚の活性いかんに係わらずある程度イージーに
釣れるのだが、今回の常連ゲスト「じぐ男&じぐ平」様のリクエストは基本的にトップメイン。できれば
ガリソン・スピンで!ということでサイトなどのベッドの魚に大きなダメージを与える釣りは最小限に
抑える方針で行こうということになった。

 「いきなり出た!!」
 初日、まずはじめに向かった南部西岸のワンド、水深1mほどのハードボトムで「じぐ男」のガリソン・スピン
第一投目にいきなり水しぶきをあげるほどの激しいバイト!
魚の重みを感じるまでは絶対にアワセてはいけないこの釣り。昨年の経験から承知のはずだったが
体が勝手に反応してしまい、あえなくバラシ。気をとり直して投げた数投後、今度は一発でフッキングに
至る明確なバイト。上がってきたスモールはやや小振りながらリアのトレブルフック3本とも口の中に
かかっていた。
その後投げ続けるもエリアには多くのボートが浮かぶ超ハイプレッシャー状態となってしまってあえなく
ポイント移動となる。
 次のエリアは東岸の島が入り組んだ水深1〜2.5mのシャローエリア。1/32ozジグヘッドのミドストを
得意とする「じぐ平」の独壇場となった。ここも周囲には多くのボートが浮いていたが、たまにポツポツ釣れる
程度。その中でじぐ平のアライブシャッドのジグヘッドを結んだロッドは曲がりっぱなし。非常に多くの魚を
ストックしたこのエリアであるが、釣り方の合う・合わないが釣果に大きな差をもたらした。
 午後からはまったりとした天候で活性はいま一つ。夕方に期待したもののベタ凪であまり良くなかった。
 次の日はプレッシャーを避けて朝一に早稲沢方面へ。案の定周囲にボートもなく気持ちよくキャストを
繰り返す。表層引きとミドストがメインとなった午前だったが午後からは南よりの風がいい感じで西岸の
シャローに当たってガリソン・スピンで連発する場面もあった。

 
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