2007年 4月22日(日)  
 天候:くもりのち雨  風:北西1m


この日は朝9時過ぎの出船となった。とても穏やかでベタ凪の状態。
まずはじめにバックス沖周辺を中心とするディープをチェックするもノーバイト。
早々にロッドを置いて各レンジごとの水温をチェックしてみた。下表を参照して頂きたい。
一応、春先の水温上昇パターンのとおり、深くなるほど水温は低くなっている。
しかし、水深15mに対して水面付近とボトムとの温度差が1.2℃しかない。
これは氷が解けて湖の水温が上昇をはじめてまだ日数が経っていないか
または暖かい日が少なく水温の上昇が鈍いことが原因として考えられるだろう。
この冬は、2月はとても暖かったが3月、4月は思ったより寒い日が多く、どうも当初
予想(半月から一ヶ月)したほど春の訪れは早くはなさそうだ。現時点で例年より10日前後
早い感じはするが・・・。

次にイカリ潟に北側の入り口からボートをすすめた。水温は7度台と、本湖よりは高いものの
魚の気配は感じられない。水位が低いため奥へボートでは入れないので本湖に出て大きく
南側に迂回。座礁しないように慎重にボートを奥へと進める。
吊り橋から奥は水温8.8〜9.7℃あり、岸沿いのごく浅いところで複数のラージを確認できた。
水位が上がってきていないので水没したベジテーション等はほとんど見当たらない。
岩についているラージはこちらが見つけると同時にディープへと姿を消してしまう。

この日の釣果は、シャロークランクにきた30cm台後半のラージ(ジャンプ一発でバラシ)、
ジグヘッド(ミドスト)をボート際で食った45cmクラスのラージ(フッキング直後にバレ)、
そしてニゴイ1、イワナ1だった。

本格的な雨になった午後からは魚が深いところに落ちたようで
バイトは無くなりシャーローにラージは見つけられなくなった。

直線上に配置

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こたかもり固定桟橋付近。
日に日に少しずつ増水している。

午前中は鏡のような湖面。エレキ無しで沖に
ステイしていられるほどだった。

桟橋の辺りにはこの虫が大量に発生していた。

こたかもり北ワンドの倒木も今は干上がっている。

イカリ潟の北側にあるワンドは水位が低いため
孤立した池になっていた。手前と奥では水位が
異なり、奥から手前に流れている。

こたかもり沖の「鉄柱」。夕方にはさらに増水して
見えている石はにぎりこぶし程度になった。

ミドストに反応してしまったニゴイ。私にとっては
あまり好きになれない魚だがよく釣ってしまう。

イカリ潟吊り橋の手前右側にあるワンドは遥か
土手の向こう側。水位の低さがうかがえる。

FLT「ミラード」にきた50cmのイワナ。
この他にも30cmクラスのイワナが回収してくる
ジグヘッドを水面近くまで追ってきた。

直線上に配置

バックス沖水深15m(2007.4.22)

水深(m) 水温(℃)
5.5
5.4
5.3
5.2
5.2
5.1
5.0
4.8
4.7
4.6
10 4.4
11 4.4
12 4.4
13 4.3
14 4.3
15(ボトム) 4.3